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君の膵臓を食べたい [映画]

「君の膵臓を食べたい」、観てきました。
http://kimisui.jp/#/boards/kimisui

☆☆☆☆

変な題の映画です。
私一人だったら、絶対行かなかったと思うけど、
イグリンにどうしても、って連れていかれました。
タイトルから思い描く、食人、とか グロテスクなものとはまったくイメージが違いました。
ピュアで切ないお話しです。


あらすじ(ねたばれあり)

膵臓の病気で余命少ない高校生の女の子(桜良)が主人公。
クラスメートの男の子(語り手、僕)に、
たまたま「共病日記」(それに病と闘う毎日を記していた)を見られてしまった桜良は
秘密をしっても態度を変えない彼に、
あれこれと働きかけ、振り回す。

膵臓を食べる、という行為によって、その人の記憶や能力を受け継ぐことができるそうです。
僕(春樹)は桜良の明るさ、前向きさにあこがれ、
桜良は彼の一人でいる強さにあこがれる。

2人の気持ちは次第に通じ合い、最後の桜を観に行く約束をするが、
病と健気に戦う桜良の人生は通り魔の手によって、突然幕を閉じる。

12年後、母校の国語教師になっていた春樹は、
図書館の整理を頼まれ、桜良が蔵書の中に紛れ込ませた遺書に気づく。

遺書は親友だった女の子(病のことは内緒だった)と
春樹への2通。

春樹はようやく新しい人生に向かって歩き始める。

あらすじおわり


高校が舞台ですが、国語の授業でなぜか「星の王子様」
桜良が好きな本も「星の王子様」
遺書がはさんであるのも「星の王子様」

図書委員だった春樹を追って、桜良も図書委員になるのですが、
そういうわけで、図書館がメイン舞台。
図書館は古い洋館みたいな外観で、とても素敵。
「星の王子様」と図書館が好きな、私にはとてもうれしい。^^

回想シーンでは制服がブルーグリーンなのに、現在の学校の制服は明るいベージュ。
混乱しないようにわけたのかしら?

とにかく繊細で純粋で、哀しくて、心に響くお話しです。
明るい桜良の透明なかわいらしさが、より悲しみを誘います。
この題名、ちょっと損してないかな?
私みたいに、拒絶反応起こしちゃう人も多いと思うの。

題名にとらわれず、是非、ご覧くださいね。^^
イグリン、連れて行ってくれてありがとう。(書けっていわれるので。笑)


桜のイッチン模様
IMG_1618.JPG


お詫び
映画の登場人物、語り手の僕、は春樹という名前でした。
役者さんの名前の匠海、と間違えて書いていました。ごめんなさい。
こそっと直しました。




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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊 [映画]

パイレーツ・オブ・カリビアン、最後の海賊、観てきました。
ジャックスパロー船長、今回もとっても。笑
☆☆☆☆

http://www.disney.co.jp/movie/pirates.html


出だしからびっくりです。
銀行強盗、お宝ではなく、金庫でもなく、金庫のはいった銀行の建物ごと、
しかも衆人環視の中、
馬車で引いて盗もうという、壮大な銀行強盗です。
壮大なんですけど、引っ張るのは多頭立てではあるけれどぼろぼろの馬車。
ジャックはふらふらの酔っぱらいだし。
結局お宝は全部逃走中になくなって(金庫の蓋が開いていた)失敗。
ここら辺から、しっかりパイレーツの世界で、
このテンポ、というか雰囲気はさすが。
スピーディーで、ドタバタ、コミカルで、ハラハラドキドキ、
そして、これが最後まで続くのがすごい。

以下ネタバレありです。
知りたくない方はお読みになりませんように。




呪いによって、さまよう船に永遠に捕らわれた父、ウィルを救うため、
息子のヘンリーは様々な伝説や呪いを研究。
ついにその鍵がこれまた伝説の「ポセイドンの槍」にあることを突き止める。
協力者となる(はず)のジャックスパローを探している途中、
魔のトライアングルにとらわれている元スペイン艦隊の船長、
幽霊となったサラザールと出会う。
彼もジャックスパローを追っていた。

かつて最強の海賊退治の男として、死神の異名を持ち、
ついに最後の海賊をせん滅しようとしていたサラザールは、
あと一歩のところで、若き日のジャックスパローの策略によって、
魔のトライアングルに船をすすめることとなり、闇にとらわれ、亡霊となって、復讐を誓う。

若い女性、カリーナは科学者で天文学者。
しかし、当時の社会はそれを受け入れられず、彼女は魔女として捕らえられる。
顔もしらない父の形見の古い手帳にはポセイドンの槍をめぐる伝説が。。
秘密は星にある。
彼女もまた、ポセイドンの槍を探そうとしている。

この3人が今回の新しい主要人物。
彼らと、ジャックと、海賊バルボッサ(いつもでてくるジャックのライバル?)が、
瓶にとらわれていたブラックパール号を復活させ、
「ポセイドンの槍」を目指して進む。

途中で、あっという間に終わってしまった場面ですが、
私が一番面白かったのは、ジャックの船を追うイギリス艦隊が、
あっという間に幽霊スペイン船にやっつけられるところ。

最後はモーゼの十戒ばりに海が割れて(迫力あります!)、
ポセイドンの槍がみつかり、海の狭間で大乱闘の争奪戦。
槍は手帳の教えにしたがって、壊され(こんな簡単にこわれていいの?)
呪いはとける。
バルボッサは実はカリーナの父親で、彼女を助けるために、
サラザール(呪いが解けたので人間にもどっている)を道連れに海に沈んでいく。

ヘンリーとカリーナは心が通じ合い、
海からは呪いのとけたウィルが戻ってくる。
息子ヘンリー、妻のエリザベスと再会を喜ぶ。
ジャックは再びブラックパール号の船長として旅立つ。
バルボッサのペットのお猿さんはちゃっかりジャックの肩に。

ハッピーエンドで、後味はとってもいいです。^^

最後、続編が絶対ありそうな。。

これはちょうどスペイン無敵艦隊が滅びて、
イギリス海軍が海を支配するようになるころのお話。
歴史は中世から近世に。
そして伝説は滅びゆく・・。
ポセイドンの槍がこわれて、呪いが解ける時、
「ああ、また一つ伝説が消えた・・。」
と感慨にひたってしまいました。
お話なんですけどね。
そんな風に思わせるところが、このお話(映画)のいいところだと思います。


IMG_1432.JPG

暑い日が続きます。薔薇さんたちも夏バテ。




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美女と野獣 [映画]

ディズニー実写版「美女と野獣」、観てきました。
☆☆☆☆と半分
とってもよかったです。^^

ディズニーアニメで一番好きなのは「美女と野獣」でした。
(関係ないけど2番は「ラプンツェル」)
実写化、と聞いた時不安がよぎりましたが、
ベル役がエマ・ワトソンと聞いて、ほっと安心。
ハーマイオニー役(ハリーポッター)のかわいい女の子が
綺麗な女性に成長しました。
気質的に、ハーマイオニーとベルは似てますよね。
(頭がよくて、気が強くて、ちょっと頑固で、本が好きで、根はやさしくて)

ベルが本が大好きですが、村にはほとんど本がありません。
でもお城には立派な図書館が。
ベルの本好きを知った野獣は図書館に案内します。
ベルは歓喜。
そこから二人の心は通い合い・・。
プレゼントはやっぱり大事、ってこと?
相手の好きなものをあげよう、っていう気持ちが大事?
同じものが好きな精神性が大事ってこと?

フランスの田舎の村の様子、お城に家具、素敵な衣装。
大好きな要素がいっぱいです。
こういう映像は実写ならでは。
村は実際にあるフランスの村を参考にしたらしいです。
(テレビでやってた、でもメモを忘れたので名前はわかりません)
ダンスシーンも素敵でした。^^(でもダンスシーンはシンデレラの方が好きかも)

一番好きなのは、最後、二人の愛で、呪いがとけて、
野獣が王子に戻り、城の人たちも元の姿に戻るところ。
それとそのあとの舞踏会。
ハッピーエンドで、豪華で、本当に楽しい気持ちで終わります。

数年前のフランス映画「美女と野獣」では、王子様に戻ったところで、
野獣の方がかっこよかった、とか思ってしまいましたが、
今回の王子様は、王子様らしくてよかったです。
でも、もっと素敵だったのが、悪役のガストン。
自信過剰で、粗野で傲慢で、乱暴で、嫌な奴なんですが、
役者さんは素敵。
むかし(白黒の時代)にジャンマレー主演の「美女と野獣」では
王子様とガストンが一人二役だったと思う。
(ガストンもそこまで嫌な奴ではなかった)
それでもよかったのに。

「美女と野獣」よく映画化されてますね。
それだけ素敵なお話しなのですね。^^

GW, お時間あったら是非ごらんくださいね。^^


薔薇が咲き始めました。

映画にでてくる魔法の薔薇みたいな紅
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グラミス・キャッスル?(名札がなくなったので、よくわからない)IMG_0206.JPG

キャサリン・モーレー
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今年の2番でした。

お花が咲き始めて、幸せ。^^

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ミス・サイゴン(舞台ミュージカル) [映画]

ミュージカル「ミス・サイゴン」を見ました。
イギリスで上演された舞台を映像化したものです。
☆☆☆☆と半分

舞台の映像化を観るのは、去年の新歌舞伎「アテルイ」以来、
2本目ですが、こういうのって、すごくいいですね。^^

ミス・サイゴンについては、まるで何も知らずに見たのですが、
なんだか「蝶々夫人」みたい、と思ったら、本当に「蝶々夫人」が元だったようで。。

あらすじ
ベトナム戦争の時代、首都サイゴンはアメリカ兵であふれていた。
猥雑で活気のあるサイゴン。
そんな中、天涯孤独の17歳の少女、キムは
キャバレー(実は売春宿)の店主(エンジニア)に拾われる。
(彼はアメリカにわたり、成功することを夢見ている。)
初日のお客さんはアメリカ兵(大使の運転手)のクリス。
彼は気の進まないまま、友人(上司?)に連れてこられたが、キムと一夜を過ごし、
深く愛し合うようになる。
アメリカに連れて帰ろうとし(もちろんキムも快諾)売春宿の仲間たちと
結婚式の真似事をする。
そこに現れた、キムの元婚約者。(親の決めた相手、親はすでにない)
彼はキムを連れ帰ろうとするが、クリスに追い返される。
戦争は急転直下、サイゴンは革命軍の手に落ち、
翌日、アメリカ兵は慌てて撤退。
クリスはキムに会えないまま、無理やりヘリに乗せられ、アメリカへ帰国。
混乱の中、キムは一人取り残される。

3年後。
キムは大変貧しい生活をしていた。
エンジニアは投獄されていたが、
元婚約者(革命軍の将校となっていた,かなり地位が高そう)に頼まれ(脅され)、
キムを探し出し、キムのところへ彼を連れてくる。
婚約者は復縁を迫るが、クリスを待ち続けているキムは断固拒否。
どんな脅しにも屈しない。
理由はクリスの子供。
(しかし、アメリカに帰国したクリスはすでに別の女性と結婚していた。)
元婚約者は激高し子供を殺そうとする。
キムは子供を守るため、元婚約者を殺害。

事情をエンジニアに話し、助けを求めるキム。
エンジニアは、混血の子供と一緒なら、
アメリカ行きのビザが取れるかもしれない、と
キム親子に協力することに。
3人はタイ、バンコクに密航。(ボートピープルってそうよね?)
エンジニアとキムは怪しげな店で働く。

一方アメリカでは、ヴェトナム戦争後の親のいない混血児が問題となっていた。
そんな中、役所経由(エンジニアが手続きをしたらしい)で、
キムと息子の存在がクリスに伝えられる。
クリスは妻と共にバンコクを訪れる。
クリスはキムの店を訪ねるが、キムは入れ違いにクリス夫妻のホテルに行き、
残っていた妻と出会い、クリスの結婚を知り、絶望する。
せめて子供を引き取ってほしい、と頼むが、色よい返事はもらえない。
キムは自殺、クリスに抱かれて息を引き取る。

  あらすじおわり

感動的ではあるけれど、なんとも後味の悪いお話しです。
私はクリスが嫌いです。
アメリカに帰って、傷ついた心を癒してくれた女性に惹かれるのはわからないではない。
でも早すぎません?
一年くらいで結婚してますよね。
惚れっぽいんでしょうかね?
その前に、探す努力くらいすればいいのに。
非公式とはいえ、結婚式してるのに。
夜中に悪夢(キムとひきはなされる?)をみて苦しむくらいなら、まず探せ!

混乱の中、一人で子供を産んで、育てなければならなかった
キムを思うと涙がでます。
男性が赴任地で現地の女性と愛しあうけど、
本人の意思にかかわらず、命令により帰国。
そのままお別れ。
こういうのって、世界中で(特に戦時中)、よくある話のようですが、
残された女性は、大変。
戦争はいけません。
いろんな意味で。

そこらへんを考えると、元婚約者の方がよっぽど実がありますね。
(嫌われ役みたいだけど)
少なくとも努力して探し出したし(権力使ってエンジニアをおどしたりしたけど)
キムの過去にもかかわらず、この先共にに生きようと思ってたし。
やり方が高圧的だし、子供を殺そうとしたのはダメだけど。

エンジニアはとにかくアメリカに恋い焦がれているのです。
アメリカンドリーム、という歌を歌うのですが、
アメリカにあるチャンス、自分には能力があるし、
チャンスさえあれば、成功できるはず、という内容。
この人は行かせてあげたかったな。

キムも(自分がクリスと結ばれないなら)、せめて子供を引き取ってほしい,と言うのです。
普通、母親は子供を手放したがらない(というか、絶対手放さない)、はずですが、
それを超える魅力が(チャンスが)アメリカにはあった、ということでしょうか?

昔の勢いのあったアメリカ、
今は昔の感がありますが、
この頃は本当にアメリカンドリームが存在したのですね。

25周年記念の特別公演だそうで、最後に、初演の役者さんたちや、
監督さんたちがでてきて、
お客さんたちもすごく盛り上がって、
なんだか同窓会のような、記念祭のような、
楽しいフィナーレでした。^^


ホワイトデー売り場で見つけたピーターの缶入りお菓子。
IMG_0978.JPG
かわいかったので、つい。
星の王子様とか、アリスの缶もあって、全部欲しくて困りました。^^;
でも、こういうのって、男の人がお返しに、よりも
女の人が自分で購入していそうな気がする。



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ラ・ラ・ランド と ヘレンド展 [映画]

「ラ・ラ・ランド」、観てきました。
http://gaga.ne.jp/lalaland/
☆☆☆

ミュージカル映画で、評判もよく、期待が大きすぎました。
予告編作る人、本当に上手! ^^;

冒頭の群舞が、「ロシュフォールの恋人たち」を思わせる感じで、
すごくよさそうだったのですが、
これも、映画館で観たら、色合いが好きではなくて、
いきなり、「ああ、アメリカ・・」とテンションダウン。


あらすじ   ・・・・・

女優を目指すヒロインとジャズの店を開きたいピアニストのヒーローが
出会って、恋をして、紆余曲折の後、
それぞれ夢に向かって進みだすが、
それは物理的な別れに。。
そして5年後、夢をかなえ、違う人生を送っていた二人は偶然にであう。
ピアニストは彼女に気づき、思い出の曲をゆっくりと演奏。
懐かしい恋を回想(かなり美しく)するが、何も言わずに去る。

 ・・・・・   あらすじおわり

主人公は魅力的でしたが、お話しのテンポもなんだか今一。
夜のダンスシーンとか素敵なところもあるのですが。。
音楽、ゆっくりした最後の曲(何度か出てましたが)は
大好き。

ラストはシェルブール風?(シェルブールの雨傘)
5年ぶりに偶然再会する恋人。
ラ・ラ・ランドの監督はジャック・デュミ監督(シェルブールとロシュフォールの監督)が
好きだったのかな。



全然関係ありませんが、ついでにヘレンド展。
陶芸会の遠足?で連れて行ってもらいました。
瀬戸陶磁美術館です。
ヘレンドの歴史をたどる美術展です。

http://www.pref.aichi.jp/touji/exhibition/2016/t_herend/index.html

ハンガリーの田舎で、歴史も浅いヘレンドが、
なぜ、ヨーロッパの名窯となったのか?
という背景がよくわかりました。
(学芸員さんが説明してくれたので)

以下、覚書
・やり手の社長さん。
・最初から王侯貴族相手の、マイセン、セーブルなどの名品の補修や模造を専門とした。
これは高い技術が要求される。
・ヴィエナ窯(当時の超名門)がつぶれて、高い技術の陶工たちを受け入れた。
・中国、日本の陶磁器の模造はマイセンはじめ各名窯で行われたが、
ヘレンドも同様、さらに、模造の模造のことも多かった。
(模造は罪でも恥でもありません。名品の模倣はむしろ高い技術の証明でした。)

華やかさはそんなにありませんが、おもしろかったので、是非。
あ、でも、説明がないと、全然わからないかも。
是非解説付きで。


訂正:ジャック・デュミ監督の名前が間違ってました。
  こそっと訂正いたしました。m(__)m
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